雨の日に気になること
一昨日はここ滋賀県も結構雨が降り、夜からは雪に変わり久し振りの銀世界! 一面真っ白でとても綺麗でした。 が、次の日は大渋滞・・・、参りました(笑)
そんな雨の日、ボートの中で活躍する装備って何かわかりますか?
・・・・・・
そうです!(笑) ビルジポンプです!
当たり前と言えばあたりまえなのですが、見落とされがちなところですね。
整備や修理のボートを点検させて頂いていると、不調なビルジポンプを見かける事があります。
ご存知の通り、ビルジポンプは船内に溜まった水を船の外へ排出してくれる装備なのです。 ですので、雨の日には活躍するんですね。
特に「一定の水が溜まったら、自動で排出してくれるオートビルジ」は大活躍です!
どういうことかというと、雨が降っている最中、釣りに集中している時・走っている時、 そういう時に自動でビルジポンプが作動してくれるので、
いちいち「水が溜まってきたな~、ビルジ回さないと」と考える必要がありません。 実際のシチュエーションでは、「ビルジ君、すごく気が利いてるな~」っと助けられます(笑)。
また、雨宿りで係船している最中も自動で排水してくれるので、特にアルミボート等ではとても重宝しますよ。
手動でON・OFFするマニュアルビルジポンプを動きっぱなしにするという方法もあるのですが、
OFFにするのを忘れると、船内に水が無くなっても回り続けるので、ビルジポンプにあまり良くなくオススメしません。
そんな優秀なオートビルジポンプですが、スイッチが故障すると動かなくなるのが難点です。 水が溜まると、オートビルジ内のフロートが浮き上がることによりスイッチが入るのですが、
水垢の堆積やライン等ゴミがらみによりこのフロートが浮き上がらなくなったり、
スイッチ自体が接触不良を起こしたりすると動きません。 故障していることを知らずそのまま豪雨にあうと、動くはずのオートビルジが作動せず、
雨が溜まる一方になってしまいます。
また、マニュアルビルジ・オートビルジ共にですが、ゴミや藻、ワームやライン・フック等を吸い込むと
ポンプ本体を焼き付かせる原因となるので、出船前後には動作確認を怠らないようにしてくださいね。
そう考えると、一番のオススメは、オートビルジとマニュアルビルジの組み合わせになるんですよね。 オートビルジが動かなくなった場合の事を考えて、マニュアルビルジも装備しておくというコンビネーションですね。
雨の日、新艇セッティングの合間に考えていたのはそんな事でした。(笑)